キマグレ競馬・備忘録

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本「本音の沖縄問題」

最近、沖縄についての本を読む機会が多い。
でも読めば読むほど問題の複雑さ、解決の難しさを感じてしまう。
この本も沖縄に移住した沖縄2世の著者が、これまでの沖縄の歴史と現在の状況を
踏まえ、日本本土と問題の認識の違いを考察している。
沖縄と言えば、毎度のように基地問題が取り上げられる。これまで日本政府は
基地問題の解決を口にするが、未だに解決の糸口も無い。それは、沖縄の地勢的な
観点で、周辺国との国境に位置しているため、軍事戦略的に重要な場所に位置して
おり、歴史的に他国からの干渉を受けやすかったことに起因している。
それにより日本を含めた他国の侵略を受け、差別されるという歴史にもなっている。
大阪に住んでいた著者も、子供の頃は日本人に差別されたらしい。
沖縄は日本領でありながら、日本本土と同等に扱ってもらえない矛盾を抱えて
いる。戦後の日本への復帰時に、独立という選択肢が無かったかという著者の
主張も判るような気がするが、今となっては難しい。
尖閣問題のような紛争が無くなり、基地の必要が無い平和な世の中にならない
限り、この問題は解決しないように思う。