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各球団が混乱している「15秒ルール」について、日本プロ野球組織(NPB)が12日、改めて趣旨説明を行った。1月19日の実行委員会で12球団が承認し、実際に配布された「09年試合時間短縮に向けての施策」を公開。ルールの「真意が正しく伝わっていない」(下田総務部長)ことから、報道陣を集めて理解を求めた。
NPBには抗議電話が殺到。「9回2死満塁、フルカウントで15秒ルール適用なら大変」と誤解する指摘もあり、NPBは15秒ルールが「無走者の時に運用するもの」と改めて説明。また、15秒ルールと併せ、打者が不必要に打席を外すなどした場合はストライクとコールされる野球規則の徹底も確認されており、NPBは「投手にだけ不利ではなく、時間短縮に向け、打者の協力義務も伴うもの」とし、混乱の収拾に向けて理解を求めた。(報知)
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賛否両論のこの制度ですが、一般の野球ファンの方が反対しているようです。日本の野球は試合時間が長いというのが定説になっていますので、NPBもあの手この手で時間を短縮しようとしています。そこでこのようなルールを導入しようとしていますが、それを受け入れられないファンが多いようです。とりあえずオープン戦で検証してみて、試合時間短縮の効果が無ければ止めればよいだけの話だと思いますが、それをいきなり公式戦で採用しようとするから、反対が増えるのだと思います。
個人的には、こういう試みはとても良いと思います。ダラダラと試合時間が長い日本のプロ野球がサッカー並みに時間短縮できれば、退屈しやすい女性や子供も楽しめるようになるでしょう。また、時間制限のプレッシャーがあるので、ピッチャーのアタマの回転も速くなるし、バッターも駆け引きであれこれ悩む時間が無くなるので、よりプレーに集中できると思います。
ファンも「やってみたら」くらいの気持ちで見ればいいんじゃないでしょうか。