キマグレ競馬・備忘録

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エリザベス女王杯G1

今年のエリザベス女王杯は、大波乱のレースでした。
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クィーンスプマンテ大逃走V!ブエナ届かず3着…エリザベス女王杯(スポーツ報知)
第34回エリザベス女王杯・G1(芝2200メートル、良)が15日、京都競馬場で行われた。18頭が出走。大逃げを打った11番人気のクィーンスプマンテが、直線でも勢い衰えず、トップゴールを決めた。鞍上の田中博はG1初制覇。2着は、2番手追走から粘り込んだ、12番人気のテイエムプリキュア。断然の1番人気に推されたブエナビスタは、3着に終わった。(後略)
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今年の秋のG1は、巷の予想が裏切られるようなレースが続いています。下馬評では今年の三歳2冠馬ブエナビスタの圧倒的な一番人気でしたが、最後の直線の物凄い追い込みも届かず、大逃げを打った2頭の古馬にやられてしまいました。レース後の記事では、レース展開に泣いたというコメントですが、このレース展開は逃げた2頭は目論んでいた戦略なので、ブエナビスタが悪いわけではなく、逃げた2頭のパフォーマンスが素晴らしかったと解釈すべきでしょう。レースは、1頭だけで走るのではなく相手があるわけですから。
今年1月の日経新春杯で大逃げのレースを見てファンになったテイエムプリキュアですが、今回は残念ながら1歳年下の同じ逃げ馬クィーンスプマンテに追いつくことが出来ませんでした。しかしながら自分のレースが出来れば、ブエナビスタや他の実力馬に負けないパフォーマンスを発揮できることが判り、この馬の実力を改めて見直しました。前走が大失速のしんがり負けだったので、今回のレースでは人気馬ブエナビスタに勝ってとても気持ちの良いレースでした。そろそろ引退の噂も出ているようですが、負けてもいいのでもう一度大逃げの面白いレースを見せて欲しいです。