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今年の秋のG1は、巷の予想が裏切られるようなレースが続いています。下馬評では今年の三歳2冠馬ブエナビスタの圧倒的な一番人気でしたが、最後の直線の物凄い追い込みも届かず、大逃げを打った2頭の古馬にやられてしまいました。レース後の記事では、レース展開に泣いたというコメントですが、このレース展開は逃げた2頭は目論んでいた戦略なので、ブエナビスタが悪いわけではなく、逃げた2頭のパフォーマンスが素晴らしかったと解釈すべきでしょう。レースは、1頭だけで走るのではなく相手があるわけですから。 今年1月の日経新春杯で大逃げのレースを見てファンになったテイエムプリキュアですが、今回は残念ながら1歳年下の同じ逃げ馬クィーンスプマンテに追いつくことが出来ませんでした。しかしながら自分のレースが出来れば、ブエナビスタや他の実力馬に負けないパフォーマンスを発揮できることが判り、この馬の実力を改めて見直しました。前走が大失速のしんがり負けだったので、今回のレースでは人気馬ブエナビスタに勝ってとても気持ちの良いレースでした。そろそろ引退の噂も出ているようですが、負けてもいいのでもう一度大逃げの面白いレースを見せて欲しいです。