キマグレ競馬・備忘録

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映画「猿の惑星」

猿の惑星」の新作を見てきました。
小学生の頃に見た「猿の惑星」は、チャールトン・ヘストンの主演で、地球を出発した宇宙船が辿り着いた所は、猿が人間を支配する惑星で、実は未来の地球の姿だったというストーリーでした。今回の映画は、この映画以前の話で、何故地球が猿の惑星になっていくのかを描いたものです。これがなかなか面白かった。人間の病気治療のために開発した薬が、実験用の猿に意外な影響を及ぼすというもので、リアリティのあるストーリーになっています。(猿は全てCGですが、よく出来ています)主人公の科学者は、父親の病気治療薬を開発する過程でのセレンディピティ的な発見が、猿の世界を作る引き金になってしまいます。セレンディピティとは、何かを探しているときに、探しているものとは別の価値あるものを見つける能力のことを指しますが、特に医学の世界はそういう事例が多くて、この「猿の惑星」もそれをベースにしているようです。前半に比べて後半はややCGに頼りすぎていて興醒めする部分もありますが、昔の映画を知っている人には大変楽しめる作品になっています。最後は次の展開を暗示する終り方でしたので、おそらく続編があると思います。結局、昔の「猿の惑星」も全てリメイクされることになるかもしれません。
ちなみに小学生の頃、こんなナゾナゾが流行りました。
ナゾナゾ:「人間のおならと猿のおならは、どっちが臭いでしょう?」
答え:「サルのは臭え。(猿の惑星)」
みんな答えが判っているのに、このナゾナゾを出すたびにいつも大笑いしていましたが、現代の子供達には、このレベルでは受けないかも。(^^;)