キマグレ競馬・備忘録

スポーツ観戦、趣味や日々の出来事などの雑記帳的ブログ

2012年 マイルCS(G1)

今年のマイルCSは、サダムパテックが勝利しました。
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マイルCSサダムパテックV!武豊2年ぶりG1勝利
秋の最強マイラー決定戦「第29回マイルCS」が18日、京都競馬場で行われ、武豊騎手騎乗の4番人気、サダムパテック(牡4=西園厩舎)が直線で抜け出し、混戦のレースを制した。勝ち時計1分32秒9。武豊は10年ジャパンCローズキングダム)以来のG1制覇となった。
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今年のマイルCSは混戦でしたが、G1でなかなか勝てなかったサダムパテックが、武豊騎手の好騎乗で優勝しました。武騎手も2年ぶりのG1勝ちで、表彰台ではホッとしたような表情が印象的でした。落馬負傷で乗れない時期があり、勝てなくなって良い馬が廻って来なかったり、いろいろ辛い状況があったそうですが、これを機にまた最多勝騎手としての存在感を示して欲しいものです。サダムパテックも2歳の時は世代で一番強いと言われていたのですが、その後のオルフェーヴルの活躍に影が薄れていましたが、武騎手と同様、ここで存在感を見せたかったのかもしれません。
優勝を予想していたグランプリボスは2着でした。前走のスワンSで、テイエムオオタカに勝った馬です。苦手の京都を克服し、得意のマイルでもその勢いで行けると読んでいましたが、わずかにサダムパテックに届きませんでした。応援していたシルポートは、得意の大逃げを封印し、先行して良いところまで粘りましたが、残念ながら4着でした。昨日の不良馬場からかなり回復して、タイム上は良馬場に近い状態でしたから、逃げ切るのは無理だったかもしれません。でも、良いレースだったと思います。次は有馬記念あたりに出て欲しいですが、ちょっと距離が長すぎるかな。2年半ぶりにレースに出てきたテイエムアンコールは、8歳の高齢、骨折の長期のブランク、実績が無いマイルということで、大差負けを予想していました。結果はシンガリ負けでも着差は1.4秒で、なかなか悪くない印象でした。1800-2000mであれば、もう少しやれそうな気がします。マイルの速い流れにも充分ついて行けたし、今後が楽しみです。