どこかホノボノとする記事がありました。
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【ひまわり賞】橋口弘師、兄弟対決イザシュツジン(スポニチ)
九州産2歳オープン・ひまわり賞の登録馬を見ていた岡崎は、生産者の名前に見覚えがあった。佐賀から参戦のイザシュツジン。生産した宮崎県の橋口幸一郎氏は橋口弘師の弟では…。厩舎に足を運んで指揮官に確認するとその通り。「実家は弟が継いでるんだけど、趣味で生産をやってる感じ。牧場って言うほどの大層なもんじゃない。家の裏が小高い山になってて、そこが放牧地。親父の元気な頃は、実家の生産馬がうちの厩舎にいたし、勝ったこともあるんだよ」さらにイザシュツジンの父ダノンゴーゴーは橋口弘厩舎所属で08年ファルコンSを制した。現在は熊本県のストームファームで繋養されている。「何を種付けするか、全く知らないけどね」と言うものの、どこかうれしそうだ。橋口弘厩舎からは圧倒的人気が予想されるキリシマオジョウが出走する。来年2月に定年を迎えるトレーナーのラストサマー。“兄弟対決”がいい思い出になる。
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ひまわり賞は九州産馬の重賞で、毎年楽しみにしているレースです。今年は、橋口調教師と弟のキリシマオジョウとイザシュツジンの2頭が対決するらしい。JRAに沢山居る兄弟騎手や親子調教師の対決と違って随分地味な感じだが、佐賀競馬の馬がJRAの芝の重賞に参戦するのは、このレースくらいしかないので、イザシュツジンがJRA馬を相手にどこまで戦えるのか見てみたい。理由は何であれ、「対決」というのはワクワクするものです。
ちなみに、ひまわり賞の勝ち馬は、中央開催に行ってもなかなか勝てない。2013年の勝ち馬テイエムキュウコーに期待したけれど、その後は泣かずとばずで引退してしまった。でも3着のキリシマホーマは、その後3勝して1000万下で活躍している。地味なロドリゴデトリアーノ産駒だが、レース振りを見ると根性がありそうな馬だ。九州で勝てなかったJRA重賞に、またチャレンジして欲しい。