今週末は、G1もお休み。退屈だったので、趣味の読書に励みました。(ちなみに競馬は趣味ではなく、遊びです)
チャールズ・ブコウスキーは、競馬好きで知られる作家でした。彼の「町でいちばんの美女」にある馬券指南が面白い。ブコウスキーによると、損する額を減らしたい(儲けるではなく)人への心得として、
・出馬表を細心の注意を払って見ること。
終わりのオッズが朝のオッズよりも低くなっていればよい。
・追い込み専門の馬はやめる。勝つのは先行している馬が多い。
・追い込みの馬を買いたいなら1200~1400mの短距離戦にする。
コーナーが少なく、直線の長いコースでは追い込み馬に有利。
・電光掲示板のオッズの動きに注目。変化の大きい馬(オッズが高くなる)はやめる。
・損をして良いときだけ賭ける。
・損得は、当たり馬券の数ではない。素人は3.5~9倍の間を狙って賭けるのが良い。
と書いてあります。
彼は、アメリカのダート競馬のことを言ってますから、このノウハウが日本でも通用するかどうかは判りません。でも、迷ったときには参考にしてみるのもいいかも。(この本については、以前も書いたような記憶があるが、再掲載)
秋の読書は、競馬好きの作家の本で馬券ノウハウを探してみてはどうだろう。浅田次郎のギャンブル本もなかなか良いです。