キマグレ競馬・備忘録

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横山和生騎手の戒告処分

ちょっと古い話題だが、10月31日福島1Rで、タマモシルクハットに騎乗した横山和生騎手が、ゴール後に馬の顔面にムチを入れて戒告処分になったようだ。画像を見ると、確かにゴールした後にムチで頭の上をポカッとやっていた。せっかく良い脚で追い込んできたのに、残りわずかのところで馬が勢いを無くし、勝てるレースを失って腹が立ったのだろう。騎乗機会が少ない騎手だけに、レースに賭ける想いは判るけれど、観衆が見ている前でポカッとやってしまうのはいただけない。処分は適当だと思うが、これに関する動物愛護論者のネット上の過激な意見(彼を追放処分にすべきという意見)は、どうかと思う。
動物を愛護したい気持ちは判るけれど、競走馬というのは走って勝たないと文字通り生き残れない競技なのだ。そのために牧場も関係者も努力をしていると思うし、騎手が勝たせたいがために多少行き過ぎがあったとしても、それは動物虐待とは違うことを理解すべきだろう。若い馬には躾も必要だし、レースを理解させることも必要だ。彼の行動は、観衆の面前でやったことが問題であり、馬主や関係者に不快な想いをさせたので戒告を受けても仕方ないが、この程度のことで、彼の騎手人生を潰すような批判はしないで欲しいと思いました。